システマティックな品質管理
全ての製造バッチをチェック
swissQprintユーザーには、コンスタントで再現性のある出力物が求められています。個々のインクバッチの品質管理は、安定した印字品質のために重要です。インクの性能を確かなものするために、各々の製造バッチに対して特性テストを行なっております。
粘度
インクの粘度は温度によって変化します。粘度が一定であれば、一定の液滴サイズにより一定の印刷結果をもたらし、したがって一定の色忠実度をもたらします。
表面張力
適性なインク表面張力は、インク液滴の形成と安定した基材への着弾に大きく寄与しています。
粒子サイズ
様々なトラブルを防止するため、インクの組成は安定したものが求められ、プリントヘッドのノズルに適合したサイズの粒子のみで構成されている必要があります。
安定性
インクは設定された保管条件にて保管する必要があります。保管されたサンプルをチェックすることにより、予期しない結果を検出し、必要に応じてインクバッチを回収し、ユーザーに起こりうる問題を事前に回避することが可能となります。
カラー値
色とインク硬化の再現性を確かなものにするために、独自のテスト装置を構築しました。色再現性確保の目的で、インクの出荷基準は、ΔE00値が1未満に設定されています。
UV硬化
すべてのインクバッチは、定義されたパラメータでUV光により効率的に硬化する必要があります。