タンデム
タンデムモードとは、プリンタとオペレーターが連携して、ノンストップの連続運転により生産性を最大に高めることができる機能です。
メディアのセットはプリントテーブルの前部・後部のどちらでも行えます。例えばテーブルの前部でプリントを行っている間に、オペレーターが後部にメディアをセットすることができます。その逆も可能です。こうすることで、作業を中断なく継続することができるのです。
バキュームテーブルは前後で独立して作動し、どちらも連続プリント機能を備えています。その効果は、前部でプリントを行っている間に、後部のみオフにすることが可能であり、マスキングする必要はなくなります。
この技術により、特にステップアンドリピートおよび面付けプリントモードのときに、大幅な時間短縮が図れます。
テスト結果
スピードモードにてNyala で700×1,000mmのパネルを生産、タンデムを使用。
結果:1時間あたり235枚。タンデムを使用すると生産性が71%アップ(使用しない場合は1時間あたり143枚)
結論
同一メディア(ステップアンドリピート)でも違ったメディア(面付けプリントモード)であっても大量生産の場合はタンデムを使用する事で生産性が向上します。特に個別のメディアを使用する場合は、このオプションは非常に重要になります。